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選考作品応募団員
第6分団長 松本 靖夫
審査方法
幹部会での令和3年度活動計画の協議結果を踏まえ、下記の2項目を重点に審査しました。
令和3年度富岡町消防団スローガン応募用紙 [PDFファイル/3.0MB]
≪令和3年3月11日(木曜日)≫ 富岡漁港・富岡第一小学校跡
団員37名が出動し、津波により行方不明となられている方々や流されてしまった写真などの思い出の品の捜索を行いました。
この捜索は福島県警察本部が毎月行う活動に、消防団として年に1度参加しており、今後も引き続き実施していきます。
富岡第一小学校跡地では、追悼花火の打ち上げが行われ、火災警戒のため16名が出動しました。
富岡漁港付近の砂浜で鳶口や熊手で捜索しています
犠牲者の追悼と富岡町の安全を守ることを誓い、黙とう
背負い式水のうを用い、草地などに落ちた燃えカスによる火災発生を警戒
≪令和3年1月21日から3月11日まで≫
冬季の火災予防警戒のため、期間内の毎週木曜日に消防車両での夜警を行い述べ65名が出動し、火災予防の呼びかけを行いました。
震災後は、仮設住宅の敷地内を徒歩で呼びかけるなど継続して実施してきました。
現在は仮設住宅が無くなり、町内のみで行っています。
引き続き、町内の火災予防に取り組んでいきます。
≪令和3年1月31日(日曜日)実施≫ 諏訪神社
1月26日の文化財防火デーにあわせ、東日本大震災後で初めてとなる、文化財を対象とした消火訓練を行いました。
消防団からはタンク車・ポンプ車・小型ポンプ積載車の3台、17名が出動し、富岡消防署と連携し消火を行う手順を確認しました。
神社隣の倉庫から出火し、神社関係者による初期消火後、消防により倉庫の消火と神社への延焼を防止する想定で行いました。
文化財は貴重な共通財産であり、文化財を火災から守ることの重要性を関係者一同が再認識しました。
火元と想定した倉庫へ放水する消防署員と延焼防止のための水幕ホースを伸ばす消防団員
付近の河川からポンプ車で揚水し、火元の消防団タンク車へ水の供給を行った。
小型ポンプも用い消火栓からの水を中継して、消防団タンク車へ供給した。
≪令和3年1月17日(日曜日)≫ 町内一円
感染症拡大への措置として、出初式を中止としました。
各消防屯所に分散し、消防車両や資器材の不足や動作の不具合の点検を実施しました。
また、年始点検終了後には、各車両3名程度で震災後初めての防火パレードを実施しました。役場をスタートして北コースを5台、南コースを6台で巡回し、火災予防を呼びかけました。
積載品をすべて降ろし徹底的に清掃
適正に車両が保たれているか巡回視察する本団の検査をうける
富岡駅前の様子
ふたば医療センター前の様子
火の粉が飛ぶ方向へ放水する団員
≪令和3年1月10日(日曜日)≫ 麓山神社境内
東日本大震災以降、昨年に続き2回目のどんと祭が麓山神社で行われました。
火災警戒のため、第4分団から3名が出動しました。
乾燥注意報が発令されるなど、周辺の山林が乾燥していることから事前に放水を行うなど細心の注意を払い、地域の伝統行事が無事実施できるよう協力しました。