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阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などにおいて、大規模に盛土造成された宅地(大規模盛土造成地)の滑動崩落等による災害が多発しました。こうした事態を受け、平成18年9月30日、改正宅地造成等規制法が施行され、宅地耐震化推進事業が創設されました。
富岡町においては令和元年度に、国が「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に基づき調査を実施し「大規模盛土造成地マップ」を作成しました。
この調査の公表は町内の大規模盛土造成地の状況を示し、住民の皆さまに大規模盛土造成地の存在や宅地防災への関心を高めていただくことが目的です。
大規模盛土造成地には、「谷埋め型」と「腹付け型」の2つのタイプがあります。
国土交通省ホームページより引用
※住宅地以外の盛土造成地は対象としておりません。(例:ゴルフ場、農地、道路など)
造成前と造成後の地形図を重ね合わせ、その標高差などから大規模盛土造成地を抽出し、概ねの位置や規模などを地図上に示しました。
マップに示した箇所が必ずしも地震時に危険ということではありません。
危険度については、地盤調査などを行ったうえで判断することとなります。
富岡町大規模盛土造成地マップ [その他のファイル/6.9MB]
※造成前の地形は主に昭和48年の国土地理院発行25,000分の1旧版地形図を用いています。
※造成後の地形は国土地理院の2019年時点最新の電子地形図および基盤地図情報数値標高モデルを使用しています。
A1.町民の皆さまに大規模盛土造成地の存在を知っていただき、災害の未然防止や被害の軽減につなげることを目的としています。
A2.大規模盛土造成地マップは大規模盛土造成地の分布状況を示したものであり、大規模盛土造成地上にあるからといって、必ずしもその土地が危険ということではありません。
A3.大規模盛土造成地に入っていることで特別な手続きや条件が付くわけではありません。