町民の皆様へ(平成31年4月5日更新)

更新日:2019年06月11日

 

かけがえのない多くの命が失われ、未曾有の被害をもたらした東日本大震災と、避難生活を強いられることとなった東京電力第一原子力発電所事故から8年の歳月が過ぎました。町民の皆様の長きにわたる避難生活による心身のご苦労に対しまして、改めて心よりお見舞い申し上げます。

 

一部を除く避難指示の解除から、2年が経過いたしました。町内への居住届を提出されている方は、昨年同時期と比較して世帯数、人数ともに約2倍となっております。昨年度再開した小中学校富岡校や、今年度開園の認定こども園、また、過日起工式及び安全祈願祭が行われました富岡町産業団地の整備など、この後も生活環境の向上や各種交流イベントの実施等、引き続きふるさと富岡と町民一人ひとりの心の復興に全力で取り組んでまいります。

 

平成31年度の当初予算は、一般会計で約199億円であり、昨年より約41億円、約26パーセントの増額となっております。予算の編成にあたりましては「ふるさと富岡の更なる発展と町民一人ひとりの『心』の復興への取り組み強化」を基本目標とし、「ふるさと富岡の更なる生活環境の充実に向けた取組強化~安全で安心な暮らしの実現~」、「ふるさと富岡の発展を支える産業と地域交流基盤の再生~定住促進事業の強化~」、「町民一人ひとりの生活再建と『心』の復興に向けたつながり強化~富岡町の文化継承と絆の再生~」の3つを取組方針としていました。

 

帰還困難区域の再生はもちろんのこと、福祉・健康づくり・教育等行政の基本となるべき部分をしっかり手当するとともに、町の基幹産業である農業においても、営農再開のみならず新規参入者等も見据えや環境の整備を行ってまいります。

 

加えて、今年度の桜まつりにおいては、町のシンボルであり、町と町民との絆の証でもある夜の森の桜並木を、バスの中からではありますが、震災後初めて帰還困難区域の中に入って観ていただく機会を設けることといたしました。これにより、改めて「ふるさと富岡」を身近な存在として感じていただき、地域コミュニティの形成と交流の促進に繋げてまいりたいと考えております。

 

町内居住者の増加や様々な生活環境の整備など、我が町の復興は着実に進んでおりますが、未だ道半ばであることに変わりはありません。今後も、関係機関との連携を密にしながら、これまでの取り組みを更に進め、町の復興・再生のためになお一層努力してまいりますので、町民の皆様におかれましては、これまで以上のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

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