「新たな健康習慣」について

更新日:2023年06月01日

 新型コロナウイルス感染症法上の位置づけは、これまで、新型インフルエンザ等感染症(2類相当)としていましたが、令和5年5月8日から5類感染症になりました。新型コロナウイルス感染症だけでなく、感染症の流行が落ち着いている時期であっても、以下の基本的な対策を身に着けておくことが必要です。

新型インフルエンザ等感染症(2類相当)と5類感染症の主な違い

新型インフルエンザ等感染症(2類相当)と5類感染症の主な違い

感染対策の5つの基本

1)体調不安や症状がある場合は、無理せず自宅で療養あるいは医療機関を受診すること

 発熱・下痢・嘔吐・発疹などの症状が出てきた場合には、無理せず自宅で療養し、加えて体調がよくないときは医療機関を受診する。ただし、検査のみを目的とした救急外来の利用は控える。職場や学校などは、体調不良による休暇等を取得しやすい環境を整えるべき。

 なお、高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。

 

2)その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施

 マスク着用には、他者を感染させない効果に次いで、自らが感染するリスクを下げる効果も認められている。マスク着脱の判断においては、地域の感染症の流行状況、(密集状況)、空間の広さ狭さ、その場にいる時間の長さなど感染のリスク、目の前にいる人の重症化リスクの程度、不特定集団の中かどうかなどを考慮する。マスク着用を呼びかけられている場面では、できるだけ着用に応じる。なお、マスクなしでの対面接触を避けることについて、互いに理解・尊重することが必要。

 外出時はマスクを携帯し、必要に応じていつでもマスクの着用ができるようにしておく。

 

*咳エチケット

他人に感染させないために、咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュペーパー・ハンカチ、袖などを使って、口や鼻をおさえること。

*一般的に使用するマスクは、不織布マスクがよい。

マスク着用についてはこちらをご覧ください。

3)換気、密集・密接・密閉(三密)の回避は引き続き有効

 特に不特定多数の人がいるところでは、換気(空気の入れ替え)、人との間隔を空ける、すいている時間帯や移動方法の選択、すいた場所の利用などによって、呼吸器感染症の感染リスクを下げられる。

4)手洗いは日常の生活習慣に

 食前前、トイレの後、家に帰った時などには、まず手を洗う。手洗いは20~30秒程度かけて流水と石鹸で丁寧に洗う。石鹸がなくても同様の時間をかけて丁寧に洗う。適切な手指消毒の使用も可。

5)適度な運動、食事などの生活習慣で健やかな暮らしを

 一人一人の健康状態に応じた運動や食事、禁煙等、適切な生活習慣を理解し、実行することが大切。特に基礎疾患のある方は、かかりつけ医などのアドバイスを参考にして、体調管理に気を付ける。

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健康づくり課 健康づくり係

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