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本日、福島県庁で開催された「第28回 福島イノベーション・コースト構想推進本部会議」にて、政府が浜通りに整備する福島国際研究教育機構の立地選定がなされたところ、浪江町が候補地となりました。
当町においては、令和元年7月の「福島浜通り地域の国際教育研究拠点に関する有識者会議」を皮切りに長きにわたる庁内検討を進め、地域住民による勉強会や議会や商工会等のご支援をいただきながら、積極的な誘致に取り組んでまいりましたが、町としては残念な結果となりました。
福島イノベーション・コースト構想と教育機構の取組は、この地域全体の復興を力強く後押する地域住民の希望であり、ひとつの自治体だけでは最大限の効果を発揮できるものではなく、国や県、教育機構の連携と県内すべての自治体の一致協力が求められます。
町としては、教育機構で開発される「福島浜通り生まれの新技術」が全国・全世界へと広がり世界に冠たる施設として名が知れるよう協力するとともに、引き続き、原発被災地域の復興に向け力を尽くしてまいります。
令和4年8月30日
富岡町長 山本 育男