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産業振興課の農林土木係では、町内の農林水産業に関わる幅広い仕事を行っており、皆さんにも知っていただきたい情報についてお知らせすることを始めました。
1回目となる今回は、「塩の道」についてです。
「塩の道」は、古くは浜通りと中通りを結ぶ重要な交流路であり、町内の赤木地区から大倉山森林公園への登山道として親しまれていた道ですが、震災後は管理が行き届かず、立ち入りを禁止しておりました。
この「塩の道」について、現状の把握及び今後の復旧について検討するため、令和6年6月27日に、農林土木係3名と協力企業職員で現地調査を実施しました。
「塩の道」入口(赤木地区)
倒木・雑草繁茂状況
途中、倒木や雑草などで先が見えないところがあり、とても大変でした。
不思議な木チェックポイント
木いちご
なつかしいチェックポイントの特徴的な木や、道の脇に木いちごがなっていたりと、豊かな自然を感じられる道でした。
山頂まで2時間くらいを想定していましたが、道の状況が悪く、実際には約3時間かかって到達できました。
今回の調査結果をもとに、今後の復旧について検討してまいります。
また、大倉山森林公園については、各省庁と町が協力して行う「里山再生事業」が進行中であり、今年度からは遊歩道沿いの危険木の伐採を行う予定です。
昔のように大倉山森林公園が活用できるよう、復旧に向けて頑張ってまいります。
塩の道ハイキングコース
大倉山森林公園案内図
山頂から太平洋(震災前)
今後もがんばって情報発信していきますのでよろしくお願いいたします。